準備 2017.01.06

薬剤師の転職に有利な志望動機の書き方に関するポイントとは?

転職を目指す薬剤師の方や、新卒で薬剤師になるために就職活動をする方が、内定を勝ち取るために重要なポイントになるのが履歴書です。
応募者が多数の場合、一般的には履歴書が一次審査となるため、まずそこで「この人に会ってみたい」と思ってもらわなければいけません。
 
履歴書で最もおさえておくべきポイントは志望動機です。
会ってみたいと思われるためには、どのような思いで働きたいのか、薬剤師としてどのような活躍ができるのかなどを表現する必要があります。
 
ただ、書き慣れていない方には、どのようなことを書けばいいのかわからなくて困ってしまうこともあると思います。
今回は、履歴書の志望動機の書き方に関するポイントと、その文章例を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

志望動機の書き方

薬剤師としての将来像を書く
まず、雇う側の気持ちを考えてみてください。当たり前のことですが、採用担当者は長期的に働いてくれる優秀な薬剤師を求めています。
 
ということは、調剤薬局や病院、あるいは一般企業の薬剤師としてキャリアを重ねていく中で、自身がどのように成長していくのかという将来像を明確に示さなければいけません。
「この会社でどのような仕事をしてどんな成果を上げるのか」
「働いていく中でどのような薬剤師を目指すのか」
キャリアアップを見据えた具体的な志望動機を書きましょう。
 
なぜこの会社なのか?
多数の同業他社が存在する中で、なぜその会社を選んだのか、履歴書の志望動機欄には、その強い思いを書きましょう。
それには、会社説明会やインターネット、あるいはその会社で働いている知人などから会社情報を収集し、企業理念や、どのような人材を求めているかを理解することが必要です。
そこまでやらなければ、一般的なアルバイト志望の学生と同じような志望動機になってしまいます。細かく正しい情報を得たうえで、志望動機を書けばその熱意が伝わり、評価に繋がるでしょう。

志望動機の例文

それでは薬剤師として希望する企業・薬局・病院に採用されるために、どのように履歴書の志望動機を書けばいいのか、具体的な例文を紹介します。
 
【病院への志望動機】
 
例文1.他の病院と比較しての魅力を語る
貴院の患者を第一に考える姿勢に魅力を感じ、この度志望させていただきました。
貴院のWebサイトを見て知りましたが、各病棟に薬剤師を配置し、患者に対して薬の説明や服薬指導を行ったり、カルテを患者に開示するなど、インフォームドコンセントを重視しているところにとても共感いたしました。患者のことを一番に考えながら働きたいと思っているのですが、貴院の環境であればそれが実現できると感じました。貴院のような意義のある環境で働きたいと強く思っています。
 
例文2.院長の考え方に共感する
貴院の院長の考え方に共感しましたので、志望させていただきました。以前、院長の講演会を拝聴する機会があったのですが、「医療は人間の心があってのものだ」という言葉が強く印象に残っています。その後の私の人生において指針にもなっており、薬剤師として働く中で、何度も勇気づけられました。医療に真摯に向き合い、医療従事者と患者を大切にする貴院で是非働きたいと考えています。
 
【調剤薬局への志望動機】
 
例文1.なりたい薬剤師像を語る
調剤実務の経験を積みながら、将来を見据えて経営についても学びたいと思っています。貴局は多くのスタッフが働いており、実務の経験がなくても働ける研修体制が整っているところに大きな魅力を感じております。貴局であれば実務経験を積みながら、薬局の経営に関するノウハウも身近で学ぶことができると思い、志望させていただきました。
 
例文2.薬剤師という仕事への熱意を語る
薬を通して人の健康を支えたり、人命を助けることができる薬剤師という仕事に対して、誇りを持っています。薬を渡してそれで終わりというのではなく、患者のことを第一に考えてアドバイスやコミュニケーションができる薬剤師を目指したいと思います。私が理想とするお客様目線の薬剤師になれる環境が整っている貴局に是非就職したく志望いたしました。
 
 



企業の採用担当者は、多くの求職者・就活生の履歴書を見てきたプロです。応募してきた人がどれほど企業のことを知っているかは、志望動機を読めば簡単に見抜かれてしまいます。どの企業にも通用する志望動機を書くのではなく、十分に企業情報を集めたうえで、「どうしても貴社で働きたい」という強い思いを伝えるようにしましょう。