ワークライフバランス 2017.01.20

ママ薬剤師が理想とする労働時間に改善は可能か?

女性が多い職種として知られている薬剤師ですが、子供を育てながら仕事を続けている方も多くいます。職場の環境によっては精神的、肉体的に過酷な状況であるケースが多いというのも事実です。そのような職場に勤めながら子育ても頑張ろうとすると、疲れ切ってしまって、仕事を続けたくても辞めざるを得なくなってしまうこともあります。
 
しかし、働き方を見直してみることで、無理なく両立することは可能です。
そこで今回は、ママ薬剤師が、仕事と子育てを両立するための働き方について考えてみたいと思います。

パートとして働く

ママ薬剤師が働く場合、正社員ではなく、なにかと融通のきくパートの方が適しています。正社員の時短勤務は認めていない企業が多いという実情がありますが、パートは正社員のように毎日長時間働く必要はなく、勤務時間や日数も自分の都合に合わせて調整できます。
また、子供が急に熱を出して看病しなければいけなくなった場合でも、家庭の事情を理解してもらえるパートであれば、正社員よりも休みが取りやすと言えます。
 
ここでポイントとなるのは、実際に働き始める前に、会社に対して労働条件をしっかりと伝えておくということです。フルタイムのスタッフとして契約してしまうと、後から時短勤務にしたいと希望しても通らない可能性があるので注意しましょう。

派遣として働く

パートではなく、派遣として働くという選択肢もあります。派遣で働くことは、正社員はもちろんのこと、パートと比べても自由度の高い働き方を実現することができます。
 
契約が切れたら、その時点で薬剤師を休業できますし、復帰する時期も自分の都合で自由に決められます。派遣スタッフへのフォローがしっかりしている会社であれば、休まなければいけない事情が発生した際には、他の薬剤師を臨時で派遣してくれます。
 
また、有給休暇も取得できますし、福利厚生や保険も派遣会社が用意してくれます。派遣はまさに、子育てとの両立がしやすい働き方であると言えるでしょう。

内科や小児科の門前薬局は避ける

調剤薬局は、病院の医師から出された処方箋に沿って薬を調剤することや、患者への服薬指導が主な業務内容です。なので、勤務する薬局の近くにある病院によって、仕事の忙しさが変わってきます。
 
診療科の多い病院の場合、薬剤師が対応する科目も幅広くなり、それだけ知識も必要になります。
 
特に内科や小児科の調剤がメインの門前薬局の場合、風邪やインフルエンザが流行る時期になると、患者が途切れることがなく、目の回るような忙しさになります。
ママ薬剤師が調剤薬局で働く場合、眼科や整形外科の調剤をメインにしているところをオススメします。

一般企業へ転職する

薬剤師の職場といえば、調剤薬局やドラッグストア、病院などが一般的ですが、子育てとの両立を目指すのであれば、一般企業へ転職することも検討する必要があります。
 
製薬メーカーや化粧品メーカーで働くということですが、この場合、基本的には大手の企業に転職することになります。
大手であれば、しっかりとした福利厚生が用意されているので、ママ薬剤師にとっては働きやすい職場と言えるでしょう。土日も基本的には休みなので、運動会などの学校イベントにも無理なく参加できます。
 
病院や調剤薬局だけが薬剤師の働く場所ではありません。一般企業で働くことも視野に入れて転職先を探すようにしましょう。
 
 



薬剤師は基本的にとても忙しい仕事なので、ママ薬剤師が仕事と子育てを両立させることは簡単なことではありません。けれど、理解があり、無理なく働ける職場を選ぶことで、両立を実現することは可能です。
まずは家族ともよく相談をしながら、自分に合った勤務形態についてじっくりと考えてみてください。そのうえで希望する求人を探せば、きっと理想に近い職場を見つけることができるでしょう。