ワークライフバランス 2017.02.21

調剤薬局の薬剤師が、残業を上手く減らしながら働くには?

薬剤師は忙しいという話を聞くことがあるかと思いますが、毎日長時間働くのは大変そうだと心配になる方も多いようです。子育てや家庭のこともやらなければいけない女性薬剤師は、長時間勤務することは難しいものです。
残業が少ない職場であれば、プライベートの予定も立てやすく、仕事との両立も無理なくできます。そこで今回は、なるべく残業をしないで働くためのポイントを紹介したいと思います。

薬剤師の残業が多い理由

薬剤師の職場には、製薬会社、調剤薬局、ドラッグストア、病院勤務などさまざまですが、
その中でも調剤薬局は残業が多くなる傾向にあります。病院の付近にある門前薬局では、医療機関が患者で混んでいたりすると診療が長引き、残業になってしまうのが一般的です。
訪れたすべての患者さんへの対応が終わらなければ店舗を閉められませんし、すべての対応が終わってからも片付けなどをしなければいけません。
花粉症の時期は残業が多くなるなど、時期によっても残業が増えてしまうこともあります。
 
また、管理薬剤師は、一般的な薬剤師業務の他に、職場の管理業務も行うため、勤務時間内に仕事が終わることが少なく、残業が増えてしまうケースが多いようです。
病院薬剤師や製薬会社で働く薬剤師もまったく残業がないわけではありません。
MRの場合はアポイントを取ったり接待などもしなければいけないので、定時に仕事を終わらせることは難しいようです。

残業の少ない職場の探し方

実際にサービス残業の問題で悩んでいる薬剤師の方というのは多くいるようです。
そうした職場環境にいる方は、思い切って転職するのもひとつの選択だと思います。
以下に、残業が少ない転職先の探し方のポイントを紹介します。
 
オフィスワークを選ぶ
製薬メーカーや、医療品を販売する会社のコールセンターなどのオフィスワークの仕事には、残業のない求人が多いようです。問い合わせへの電話対応が主な仕事で、製薬会社であれば、問い合わせをしてきた製薬会社のMRや、病院の医療スタッフに自社の医療品に関する情報を提供します。
 
医薬品や医療機器を販売する企業のコールセンターは、カスタマーサポートとしてのコールセンター業務もあり、一般のお客様からの商品に関する問い合わせに対応します。また、管理薬剤師であれば、医薬品を管理する業務などもあります。
 
薬剤師の人数を確認する
調剤薬局やドラッグストアにおいて、働く時間が長くなってしまう要因として、「薬剤師の数が少ない」というのがあります。患者数が多い都市部では薬剤師が足りている職場が多いのですが、地方の店舗や正社員が少ない店舗の場合、薬剤師の数が少ないことが多いため、勤務時間が長くなってしまいます。職場を探す際は、その店舗で働いている薬剤師の人数を確認することが大事です。
 
残業なしの求人を探す
「調剤薬局やドラッグストアは残業が多くて大変」という声を聞くことがありますが、事実そうした店舗では残業が多いようです。
ただ、よく探せば「残業なし」という条件の求人もわりとあります。転職先を探す際に、「残業なし」という条件を指定して転職サイトで探せば、残業のない転職先を見つけられるでしょう。
 
派遣薬剤師として働く
時間外労働をしたくないという薬剤師は、派遣薬剤師として働くという選択肢もあります。
職場は調剤薬局やドラッグストア、製薬会社などがありますが、契約をする際に「残業なし」を条件にすることで時間外に働かされることを避けることができます。
もし、残業を頼まれるようなことがあった場合は、契約している派遣会社の担当者が、派遣先と交渉してくれるので問題が起こることもないでしょう。
 



 
ポイントを押さえたうえで探してみると、「残業なし」の求人を見つけることは難しくはありません。ただし、「残業なし」が条件の求人では、当然ですが残業手当は付かないため、収入面では低くなってしまうのは否めません。残業の有無以外にも、本当にその収入で良いのかどうかなど、給与面の条件などもしっかりと確認しておくようにしましょう。