お金 2017.02.24

意外と高年収!コールセンターで働く薬剤師の実態とは?

薬剤師が働く場所と言えば、調剤薬局やドラッグストア、病院などが思い浮かぶと思いますが、他にも、企業のオフィスでデスクワークをしている人もいます。
その代表的なものが「コールセンター業務」です。
他にも、製薬会社での研究職などもありますが、簡単に転職できる仕事ではありません。その点、コールセンターであれば、そこまで転職のハードルは高くはないのです。
では、コールセンター業務とはどんな仕事内容で、年収はどれくらいなのでしょうか?
今回はコールセンターで働く薬剤師の実態について紹介してみたいと思います。

仕事内容

コールセンターにおける薬剤師の業務内容ですが、電話による問い合わせ応対が主になります。もちろん電話対応とはいえ、決して楽な仕事ではありませんが、製薬経験や、CROのように治験業務の経験が必須というわけはなく、薬剤師の資格を持っていない人であっても働くことができます。
ただし、薬剤師の資格を持っていれば、高い専門性を必要とする業務をこなせるため、転職の際に良い条件で採用してもらいやすくなります。
 
コールセンターでやる業務としては、大きくわけて2種類あります。
ひとつはDI業務と呼ばれているもので、製薬会社で医薬品販売のサポートをする仕事です。
会社で販売している医薬品に関する最新の情報を、問い合わせをしてきた製薬会社のMRや、医師や看護師、外部の薬剤師などに提供します。
相手は医療の専門家なので、対応する側にも高い専門性が求められます。
 
そしてもうひとつは、カスタマーサポートとしてのコールセンター業務です。
こちらは、医薬品・医療機器・健康食品を販売する企業のコールセンターにおいて、医療の専門家ではない一般のお客様からの商品に関する問い合わせに対応する業務です。
コールセンター業務の求人の約9割がDI業務で、カスタマーサポートの求人は極めて少ないです。
 

年収

コールセンターで働く薬剤師は、正社員の人もいればパート・派遣勤務の人もいます。
正社員の場合、年収は350万~600万円くらいが相場で、キャリアアップによって昇給することもあり、その場合は700万円程度の年収を得ることも可能です。
 
パート・派遣勤務の場合は、時給2200円~2500円くらいの求人が多く、調剤薬局やドラッグストアでパートや派遣として働く薬剤師と同じくらいの給与であるといえます。
また、企業によっては400万円くらいから年収交渉に応じてもらえる場合もあるようです。
 

職場環境・待遇

働く場所が企業なので、病院や調剤薬局と比べて、勤務条件や職場環境は恵まれているケースが多いといえます。大規模な製薬会社などで正社員として働く場合は、育児支援制度や退職金制度、住宅手当などの福利厚生が充実しています。
 
勤務時間は9時~5時で残業もほとんどなく、土日も休日である場合がほとんどです。
研修制度が充実している企業も多く、未経験者や、出産・育児休業などでブランクのあるママ薬剤師でも安心して働くことができます。
コールセンター業務は、ライフワークバランスを重視したい薬剤師に向いている職場だといえるでしょう。
 
また、基本的には問い合わせをしてきた相手との電話でのコミュニケーションが主な仕事のため、職場での人間関係でギスギスしたりすることは少ないといえます。
そうした意味では、人間関係のトラブルを避けたいという方にも向いている職場かもしれません。
 



 
コールセンター業務への転職を考えている方もいるかもしれませんが、その求人はけっして多くはありません。自分ひとりで良い条件の求人を見つけようとするとかなり大変な作業になるので、転職支援サイトを活用することをオススメします。
プライベートの時間を充実させながら、調剤薬局や病院以外の職場で活躍してみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。