テクニック 2017.05.19

前職で頑張りましたは禁句!薬剤師が転職する時の決まり文句とは?

転職を考えている薬剤師にとって、最大の難関と言えるのが「面接」です。
応募者のやる気や人間性を確認する大事な機会である面接を、採用する側はとても重視していますので、そう簡単に乗り切れるものではありません。
新卒で受けた面接はハウツー本などに頼ってどうにか切り抜けられた人でも、転職面接となると、同じような対策では通用しません。
 
ポイントとなるのは「志望動機」です。志望動機の内容次第で面接官のあなたに対する印象が大きく左右されてしまいます。そこで今回は、調剤薬局に転職する場合の志望動機の答え方についてご紹介したいと思います。

調剤薬局へ転職する場合の志望動機

病院や製薬メーカーなどで働いてきた薬剤師が調剤薬局へ転職する場合、「なぜ調剤薬局で仕事がしたいのですか?」という部分は必ず聞かれます。
採用しても仕事が合わなければすぐに辞めてしまう可能性もあるため、面接官としては志望動機の確認は必須なのです。
ここでは、シチュエーション別に調剤薬局への志望動機の回答例とそのポイントを挙げていきます。
 
1.ドラッグストアから調剤薬局への転職
「ドラッグストアで接客をしていて、その地域に住んでいる方たちに薬剤師としてより良い医療貢献を果たすためには調剤が高度なレベルであることが大前提であると感じました。そこから更に経験を積むことによって、今まで以上の医療貢献ができるようになると思いました」
 
調剤薬局へ転職するケースとして最も多いケースです。
ドラッグストアで働いていて、「調剤のレベルが低いと患者さんの要望に応えられないと感じた」という思いを伝えるのがポイントです。
 
2.病院から調剤薬局への転職
「薬局と病院では患者さんの利用目的が異なるため、薬剤師と患者さんとの関係性も違います。私は医療人としてもっと患者さんの身近な存在になりたいと思ったので、より地域の方々の生活に密着している薬局という場所で働きたいと思いました」
 
「病院よりも患者さんと近い距離で親身になって接することができる」ということを伝えましょう。
 
3.メーカーから調剤薬局への転職
「現在は製薬メーカーに勤めていますが、患者さんに対して医療貢献しているということを実感できる機会がほとんどありません。地域に根ざした薬局という職場で働くことによって、これまで以上に薬剤師として充実した日々を送り、満足のいく仕事ができると思っています」
 
メーカー勤務では実現できない「直に患者さんの声を聞く」という部分について語るようにしましょう。

言ってはいけないNGワード

面接では言ってはいけないNGワードもあります。自分ではアピールポイントのつもりであったとしても、実はマイナス評価に繋がってしまうかもしれないという言葉があるのです。
 
例えば「前の職場で頑張りました」「未経験の業界ですが頑張ります」などとやる気だけを訴える言葉です。情熱があるのは悪いことではありませんが、転職先でどのようにして役に立てるのかを示す必要があるのです。
これまで自分が培ってきた知識や経験を次の職場のことに関連付けて、新しい仕事に生かせる点をアピールするようにしましょう。
 
また、過去の経歴をひとつずつ順を追って細かく説明するというのもNGです。
自分を理解してもらいたい気持ちはわかりますが、話が長いとそれだけであなたへの興味を失わせる原因になりかねません。これだけは伝えたいという重要なポイントだけを話すようにしましょう。
 


 
 
転職者の面接は新卒者とは違い、とってつけたような模範解答では通用しません。自分がどれだけの力を発揮し、職場に貢献できる存在となるのかを言葉と態度で示す必要があります。「自分の言葉を使ってしっかりと自分を語る」という意識を持って面接に臨むようにしましょう。