お金 2017.06.06

薬剤師が理想とするボーナス、額面年収とは?

将来設計を立てる上で収入は重要な要素のひとつで、転職を考える薬剤師も「収入アップ」をその理由に挙げる人は実際に多くいます。
ただ、いざ転職するとなった時に「どのくらいの年収を目指せばいいのか」とその基準がわからなくて悩む人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、薬剤師が理想とする額面年収について考えてみましょう。

額面給与・額面年収とは?

まず「手取り」とは、勤務先から貰う給与のことです。銀行口座に30万円が振り込まれた場合は、手取り=30万円になります。
 
次に年収とは、勤務先から1年間に貰った給与(ボーナスや残業代も含む)の合計のことです。税金や各種保険料を差し引かれる前の金額ですので、この金額をそのままもらえるというわけではありません。源泉徴収として税金・各種保険料などが引かれたものが、手取りとして受け取れる年収となります。
そして月収とは、年収を12ヵ月で割った金額のことを言います。
 
額面給与や額面年収とは、基本給にボーナスや残業代、交通費や各種手当を合計したものです。
一般的に「月収」や「年収」という場合には、こちらの金額のことをさしており、求人広告に「給与」とだけ記されてある場合も額面給与であるケースがほとんどです。
 
天引きされる額がいくらになるのかというのは、企業によって違いがあるので一概には言えませんが、給料日に振り込まれる給料は求人広告に記されている金額(額面給与)よりも低いということになります。
 
額面金額をもらえると期待していたのに、思っていた以上に給与が少なかったというのはよくある話です。転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、額面や手取りという言葉の意味がどんなものなのかを知っておきましょう。

薬剤師が理想とする額面年収

同じ薬剤師でも、ドラッグストアや調剤薬局、病院や製薬メーカーなど、どのような職場で働くかによっても給料は変わってきます。
 
調剤薬局の場合
地域や店舗の規模により平均年収は350万円~600万円とだいぶ差があるようです。
管理薬剤師の場合は年収500万円以上を稼ぐことも可能ですし、人材不足のということもあり、地方の調剤薬局勤務であれば、ある程度経験を積めば年収800万円以上という職場もあります。
 
ドラッグストアの場合
年収の上限は調剤薬局とほとんど差はないようですが、店長クラスになれば700万円を超える職場もあるようです。
ドラッグストアは大手企業が経営している場合が多く、福利厚生の面では調剤薬局より優れているところが多い傾向にあります。
調剤薬局勤務もそうですが、ドラッグストアの場合も長年勤務したとしても年収の上限は700~800万円くらいだと言われています。
 
病院の場合
病院勤務の薬剤師の年収は、はじめのうちは調剤薬局やドラッグストアと同額くらいですが、大きな病院で夜勤などをする場合は、年間で30~50万円ほどプラスされるため、年収もその分、多くなる傾向にあります。
また、長く病院に勤めていると、年収650万円を超えることもありますし、「薬剤部長」「薬局長」などのポストに就いた場合は、給与とは別にある程度の待遇を受けられる点も魅力のひとつです。
 
製薬メーカーの場合
薬剤師の職種の中でもっとも高額な収入を期待できるのが「企業薬剤師」です。はじめのうちこそ一般病院勤務とそれほど差はなく、年収300万円台も珍しくないようですが、他の職種と違い、昇給に期待が持てます。
中でも医師などに対して医薬品を営業販売する「MR」の場合、年収1000万円を超えることもあるようです。長く勤務した場合も1000万円を超えることもあると言われていますが、大手の製薬メーカーであれば、30代にして1000万円を超えるケースもあるそうです。
 
 
 


一口に薬剤師といっても、どのような職場で働くかによって年収も異なります。せっかく転職をするのであれば、後悔しない働き方を選びたいものですよね。
そのためにも転職活動の際には、年収の高さだけに注目するのではなく、自分はどのような働き方をしたいのかということをじっくりと考えて転職先を選ぶようにしましょう。